初心者の人

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『物事の先送り』…その先に何があるのか?

『物事の先送り』…その先に何があるのか?

 人生は20代で決まる

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今やるべきだということ

 この本では問題を抱えた20代の若者が数多く出てきます。しかし、その問題の殆どが『物事の先送り』であり、まるで未来の自分は素晴らしい結果を得られると考えているのです。実際には、自分の成長や恋愛の成功などは20代の内にほとんど決まるというのに、彼らの殆どは自分の可能性が失われることや、今を十分に楽しみたいということを第一に考えており、物事を先送りしています。この本の作者であり、20代のカウンセラーが主な仕事であるメグ・ジェイさんは彼らに自分のやりたいこと、自分の将来を明確にさせて彼らに行動をさせる中で自身が本当に今すべきことを教えてくれます。

 

 

 

20代は遊ぶ時期なのか?

 現在では高齢者結婚や20代は一度しかないという考えが社会に広く展開されています。しかし、実際には20代は脳の仕組み的にも最も成長できる時期であり、35歳以上で子供を産むことは非常に困難です。場合によっては自分の子供が何ら頭の障害を追ってしまう可能性があります。自分の可能性が狭まるのを恐れるのもわかりますが、将来の自分ができることは限られているものです。

 

この本の感想

 私自身現在20代であり、状況的にも周りよりは成長をできていないように感じます。私自身、未来の自分の心配をしながら生きたくはないと考えていましたが、この本を読んで実際に毎日大したことをしているわけではないと気付きました。終盤で登場する一人の若者のセリフに「僕の20代の日々はたいして記憶の残るものではなかった。今は充実した毎日を送っている」というモノがあるのですが、この台詞は今の私に深く刺さる言葉でした。なぜなら、私も縛られたくないと考えている一方で、退屈な日々を過ごしていたのです。恐らく、この先1年、2年経とうと私は【成長】をしていないでしょう。しかし働けば【成長】はできます。この先1年、2年経とうと私は【大した思い出】は残らないでしょう。しかし、行動をすれば【思い出】は残ります。簡単ではないですけど。